クルーラウンジは、世界中の航空会社で働いていたプロ達が集結しているエアラインスクール。
今日は、エアアジアX航空のCA兼ブランドアンバサダーとしてもご活躍されていた、モルテザ先生。
彼自身もまた、皆さんと同じ様に「数あるエアラインスクールの中」から「クルーラウンジを選んだ」一人だったのです。
イランからマレーシアへ
自己紹介をお願いします。
母国・イランのエアラインスクールのIATAコースを卒業した後、
イラン政府の航空会社とエアアジアX航空から内定をいただきました。
2012年から、エアアジアXで働き始め、CA以外に
エアアジアのブランドアンバサダーとして活動
していた経験もあります。
2021年3月から、エアラインスクール・クルーラウンジに転職し、トレーナーとして働いています。
一度ユニフォームに袖を通すと、幸せな気持ちになれる職業
ぶっちゃけ、キャビンアテンダントという仕事は楽しかったですか?
最高に楽しかったです!
飛行機の大きさにもよりますが、CAは1フライトにつき、毎回600-700人のお客様と対面します。
行き先によって、様々なバックグラウンドを持ったお客様、
また、フライト毎に違うなCAと出会い働くことが、この職業に対して魅力に感じていた理由の一つです。
たとえプライベートで悲しいことがあったとしても、
一度ユニフォームに着替えるとハッピーな気持ちになる
不思議な仕事でした。
チャレンジングな毎日を送っていたからこそ、成長できたCA時代
ズバリ!この職業の魅力とは何でしょう?
カッコいい制服を見に纏うことができることや、
色々な国を訪れることができること、
高いお給料など、
魅力的な点が沢山ありますが、一番は
「チャレンジングな環境に身を置くことができる」
ことですかね。
CAとして働いていた期間、数えられないほど多くのチャレンジングな場面に遭遇してきました。
ですが、この職業がとても好きだったので、一つ一つの課題に対して真剣に向き合い、
日々自分自身の成長を感じることができていました。
自分にとって、最高の職場を見つけることが出来ました
クルーラウンジで働くことになった経緯は?
他のエアラインスクールではなくクルーラウンジを選んだ理由の一つとして、
入学される学生の皆さんと同様に
創業者のカリム校長とミミ先生の経歴に基づき、
学校に対する絶大な信頼を感じることができた
という点です。
同僚のアミラと同様、二人の経歴を見た瞬間、「この二人の元で働きたい!」と即座に思いました。
そんな素晴らしい経験をお持ちの二人にも関わらず、決して上から指図することなく、
チームの一員として、僕たちを大切に思ってくれています。
「ボス」ではなく「リーダー」と呼べるようなフレンドリーで頼りがいのある上司がいるこの職場は、本当に最高です!(笑)
また、先生と生徒の繋がりが感じられやすい、オープンな空間のオフィスも、すごく魅力的です。
入社してから、日に日にクルーラウンジを好きになっていて、
講師である自分にとっても、一番ベストな職場である
と、染み染み感じています。
生徒一人ひとりの個性を理解し、接することで芽生える「信頼関係」
生徒たちの好きなところは?
エナジェティックでフレンドリーなところですね。
朝早い時間の授業でも、みんな元気いっぱいです!
僕がいつもより元気が無いと、
すぐに「どうしたの?」と声をかけてくれるので、
みんなに心配をかけないよう、僕も常にエナジェティックに過ごしています!
ただ、みんながみんな活発な生徒だというわけでも無いので、
一人ひとりのバックグラウンドやそれぞれの個性を理解しながら、日々接しています。
生徒全員が、心から「CAになりたい!」と思えるように
キャビンアテンダントとして働いていた経験を、どのように日々の授業の中で活かしておられますか?
自身の経験に基づいて、
どんな初歩的なことでも、どんな些細なことでも、
CA時代の経験を全て共有する
ようにしています。
もちろん楽しい面だけではなく、辛い面や苦しい面も含めてです。
過酷な体験も共有する理由としては、
生徒全員にとっての夢の職業・CAが、彼ら一人ひとりにとって本当に合っているかどうかを、現実的に見極めてほしいからです。
CAになった後に、後悔だけはしてほしく無いので。
面接時に自信を持って、「この職業に就きたい!」と言えるように、日々の授業の中で準備をしていきます。
また、実際にCAになった後に、人生最大のチャレンジングな場面に直面したとしても、
僕たちトレーナーの経験談を思い出して冷静に対応できるようになって欲しいという願いも込めています。
具体的な教え方としては、
僕が生徒だった頃のことを思い出して、
難しいトピックも面白い例に例えながら話し、
生徒たちの脳裏に残るように工夫しています。
二人三脚のサポート体制を提供
英語に対して苦手意識を持っている生徒のモチベーションを上げるために工夫されていることは?
日本人にとって、英語は第一言語ではないので、
英語を話すことに恥ずかしがったり、
脳内に答えがあっても口に出すことに抵抗がある生徒もいます。
まずは失敗しても良いからチャレンジすることが大事
だということ伝え、徐々に英語を発言することに慣れていってもらうようにしています。
クルーラウンジに入学する際、最低限のベーシックな英語のスキルは持っていてほしいですが、
完璧である必要は全くありません。
面接時に英語を話せるようになっていたら良いので、
それまでは個人のペースに合わせてゆっくりサポートしていきます。
皆さんへのメッセージ
最後に、クルーラウンジを検討されている方々へ、メッセージをお願いします。
本気でCAになりたいと思っている人には、とてもお勧めしたいです!
決してお世辞ではありません!(笑)
クルーラウンジの授業、マネジメント方法、教育方針は、
実際のCAが見れば見るほどプロフェッショナル
であり、他のエアラインスクールと比較することができないほどです。
ただカスタマーサービスを教えるのではなく、
私たちは一人ひとりの人生をより良いものにし、人としてアップグレードするためのお手伝いをさせていただきます。
面接に突破するためだけではなく、働き始めてからも役立つスキルを教え、社会人になるための準備を共にしていきます。
生徒と先生の距離も近いですし、生徒の国籍も様々なので、安心して入学していただければと思います!
モルテザ先生、ありがとうございました!