こんにちは、現役外資系CAのメグミです!
突然ですが、CAになりたい人がきになるのは、やはり年収・お給料ですよね!
そんな人に向けて、人気の日系・外資系の全7社のお給料比較してみました!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 人気日系 / 外資系エアラインのお給料事情を知りたい
- 人気日系 / 外資系エアラインの税金や福利厚生事情を知りたい
私がCAになりたくて調べていた時に、唯一、調べても出てこなかったのが、お給料に関しての情報。
これからCAを目指す受験生のみなさんのために、環太平洋エリア No.1 エアラインスクールである、
クルーラウンジで就職実績の多い航空会社を
中心に、世界各国の航空会社のお給料事情をまとめました!
それでは、どうぞ!
シンガポール航空
「CAが選ぶ憧れの航空会社ランキング」不動の1位であるシンガポール航空。
ベストワールドエアラインとワールドベストキャビンスタッフの両方を受賞している、
世界でも有数の5つ星エアラインです。
SQの象徴的なケバヤ衣装には、世界中の女子が憧れます!
さて、気になるお給料は…
約40~45万円
しかも、日本のCAの場合は「所得税+住民税+社会保険料」で給与の約20%が天引きされますが、
シンガポールの場合は住民税は無料!
外国人への所得税は格安!額面=ほぼ手取りとなるので、日系大卒新卒と比べて、手取りは約2倍!
初任給40万円代は、日本じゃ絶対にありえない金額です。
シンガポール航空は全線が国際線なので、ステイ費やフライト時給が
稼ぎやすいとはいえそれでもやはり高いです。さすが人気No.1エアライン!
しかも、ステイ先の宿泊は、基本5つ星ホテル。
身長制限も158cm以上からとなるので、日本人でも比較的目指しやすいのではないでしょうか?
シンガポール航空の全CA、8,000人のうち、日本人CAは約180人だそうです!
そんな大人気のシンガポール航空の内定者を毎年大勢輩出している
環太平洋エリア実績No.1 のエアラインスクールとは!?
エミレーツ航空
こちらも毎年の人気ランキングで、不動の2位。
今や世界の最大手といっても良い会社、ドバイを本拠地とするエミレーツ航空です。
国際線の就航地数は、なんと日本の航空会社の倍の70カ国。
CAになってから、世界中の国・都市を周りたい方にオススメの航空会社です。
規模としては世界トップとの呼び声も高いエミレーツ航空、
さて気になるお給料は…!?
約35~40万円
基本給こそ、新人は約20万円/月なので日系エアラインと変わらないものの、
エミレーツの路線は、全便が国際線という所がミソ。
国際線フライト場合
・フライト時給
・ステイ費
・機内販売のマージン
等が発生するので、新人でも月収は30万円前後は貰えるとのこと。
エミレーツは長距離路線が多いので、短距離路線をちょこちょこ飛ぶより、
稼ぎやすいんです。(日系CAが、国内線より国際線を望むのも同じ理由)
ドバイに関しては、所得税すら0円! 家賃も0円なので、額面=まんま手取りです。
また、シンガポール同様、ドバイ (UAE)も税金がとても安いのが特徴!
そんなエミレーツは、他の中東系エアラインと同じく、
身長制限はなく、アームリーチが入社基準。
そんなアームリーチ212cm以上と、欧米系のエアラインに比べて高くありません。
アジア人も多く活躍するエミレーツ航空だからでしょう。
エミレーツでは現在、約450名の日本人CAが活躍しているそうです。
そんな大人気のエミレーツ航空にも、就職実績多数!
中東系エアラインで実際に人事・採用官として働いていた講師が教える、
環太平洋エリア実績No.1 のエアラインスクールとは!?
カタール航空
こちらも同じく、最近日本人の採用が増えている中東系エアラインを紹介。
「CAが選ぶ憧れの航空会社ランキング」では第5位に輝きました!
カタールの首都ドーハを拠点する、ナショナル・フラッグ・キャリアのカタール航空。
こちらも、ヨーロッパを中心にコードシェアも含め150都市以上に
路線を持つ巨大エアラインです。さて気になるお給料は…!?
約38~43万円
しかもカタールもUAEやシンガポール航空と同じ様に、所得税・住民税がないので、
額面=まんま手取り。
こちらも勿論、家賃や光熱費は全額、会社負担。
ルームメイトとのシェアハウスではありますが、家具家電付きの社宅で家賃・光熱費0円の生活ができます。
ちなみに、航空会社はどこも訓練中のお給料は基本給のみとなるため、かなり低め。
カタール航空は基本給が約12万円とやや低いのが気になります。
一方で、フライト時給やボーナス(会社が増収した時に貰える)がやや多いのが、
カタール航空の特徴のようです。
カタール航空も他の中東系エアラインと同じく、身長制限はなく、アームリーチが入社基準。
そんなアームリーチ212cm以上と、欧米系のエアラインに比べて高くありません。
カタール航空はルールが厳しいそうですが、世界中に行けるのが魅力。
日本人CAも、200名近くも働いているそうですよ。
そんなカタール航空の元人事・CA採用官や、元ファーストクラス登場CAの
訓練マネージャーが講師として教えるエアラインスクールがこちら。
キャセイパシフィック航空
「CAが選ぶ憧れの航空会社ランキング」で、堂々の第4位に輝いた、キャセイパシフィック航空!
キャセイパシフィックは香港に拠点を置く航空会社で、世界でも有数の
5つ星エアラインです。さて気になるお給料は…!?
約23万円
エアライン業界の中で、特別高い給与や待遇ではないですが、
キャセイパシフィック航空には金額だけでは語れない魅力もあります。
それは、ベースもステイ先も、アジアということ。
日本人が欧米や中東のエアラインから転職する、多い理由の一つに、
「現地の住みやすさ」があるんです。
こればかりは実際に住んでみないとわからないのですが、日本人の場合、
どうしても中東やヨーロッパが暮らし辛いと感じる人が多い…
それに比べて、香港ベースはまず、ご飯が美味しい!
(それほど、ご飯って大事な生活の一部なんですよ!)
また、ステイ先(渡航先)も、バンコク、台北、ジャカルタ、インチョン、
シドニー、そして関空など、アジア(の定番観光スポット)ばかり。
中東系CA・欧米系CAにすら、ステイ先はアジアが人気らしいので、
私たち日本人もアジアステイが1番落ち着くことは想像しやすいでしょう。
なんやかんや言ってアジアが肌に合う人にとって、
実は働いているCAの満足度がとても高いのがキャセイの特徴です。
そんなキャセイパシフィックの応募条件は、アームリーチ208cm。
日本人の平均的な体格の場合、157cm前後の身長があれば問題ないでしょう。
世界中を駆け回るCAこそ、アジアの暮らしやすさを知っている!
エアアジア
ご存じ、アジアの元祖LCC「エアアジア」。
世界の航空会社格付けランキングにおいて、LCC部門では常にトップの航空会社。
マレーシアの首都、クアラルンプールを拠点とした航空会社です。
さて気になるお給料は…!?
約18万円
今まで見てきた航空会社の中では、額面だけ見ると1番安い金額ですが、
やりくり次第では、1番貯金できる航空会社かもしれません。
その秘密は、拠点であるマレーシアの物価。
マレーシアの物価や家賃は日本やお隣シンガポールに比較して、約1/3なんて言われています。
外食も300〜400円あればお腹いっぱい食べれてしまうほど。
家賃も、CAさんが多く住むようなプール・ジム付き・24時間セキュリティ完備の
コンドミニアムでも月に6〜8万円の家賃。
たまの休みに1時間のマッサージを受けても、1500円くらい…
とにかく、物価が安いんです!
それでいて、治安も良く、ご飯も美味しく、生活がしやすい国として有名な
マレーシアは、「日本人が移住したい国ランキングで、10年連続No.1」に
輝いているんですよ。
ANAの現役CAさん達の中では、国際線のステイ先として「クアラルンプール」
は全渡航先の中でも1位2位を争う人気だそうです。
そんなエアアジアの応募条件は、身長157cm以上と、とても現実的。
ただし、男性になると170cm以上と比較的高い身長が求められるので注意が必要です。
世界中を駆け回るCAこそ、アジアの暮らしやすさを知っている!
ANA (全日空)
日本が誇る、2大フラッグシップキャリアのひとつであるANA (全日空)。
日本人の女子なら、一度は憧れる制服の一つでもありますよね。
そんなANAの初任給(新人訓練後、エコノミークラスキャビン&ギャレー搭乗時
の給料)は…!?
約22~25万円
これは、社会保険料金等が引かれた手取りの金額です。
手取り年収で言えば、1年目はボーナスやステイ費を含めて400万いかない位という感じでしょうか?
フライトがたくさんある時だと、ステイ費なども入れて30万円前後貰える時もあるそうです。
ただし、日系エアラインで辛いのはとにかく家賃。
ANAの家賃補助は9000円しかなく、寮もなし。
東京(羽田・成田ベース)の場合、8〜10万円する家賃を全額負担でで払わなければならないため、
「絶対に外資の方がお金は貯まる」
と皆口を揃えて言います。
JALは、ANAよりお給料が低い代わりに、寮代わりの借り上げマンションに安く住める仕組み。
この点、最初の2〜3年目はJALの方が生活は楽かもしれません。
ただし、給与が上がりにくいJALに比べて、ANAは頑張って昇進すれば、
3~4年目 (ビジネスクラスギャレー国内線チーフパーサー)で手取り30〜35万円、
5~6年目 (国際線チーフパーサー)で手取り38〜45万円も狙いにいけるそう。
ANAもJALも、職位が同じくらい(=CAとしての仕事内容&責任が同じくらい)であれば、
お給料は同じくらい。
しかし、ANAの方が昇進できるチャンスが早いのが特徴です。
お金の問題だけじゃなく、航空会社の「雰囲気」や「色」も考慮して、
行きたい航空会社を決めましょう!
JAL (日本航空)
日本の元祖フラッグシップ、JAL (日本航空)。
ここまで外資系の派手な制服が多かったので、それらに比べると派手さには
欠けますが、清潔、誠実さが出ているのはJALの制服系譜ならでは。
そんなJALの初任給(新人訓練後、エコノミークラスキャビン&ギャレー搭乗時の
給料)は、…!?
約23~26万円
こちらも、社会保険料金等が引かれた手取りの金額。
手取り年収で言えば、1年目はボーナスやステイ費を含めて400万いかない位という感じでしょうか?
ANAとの違いは、寮代わりの借り上げマンションに安く住める可能性が高いということ。
東京(羽田・成田ベース)の場合は家賃がバカにならないので、これはANAに比べて良い点。
ただし、ANAより悪い点は
JALはANAより昇進スピードが遅い。
JALもANAも、職位が同じくらい(=CAとしての仕事内容&責任が同じくらい)であれば、お給料は同じくらい。
ただし、ANAなら3年目で目指せる国内線のチーフパーサーも、JALなら7~8年目、
ANAなら5~6年目で目指せる国際線のチーフパーサーは、JALなら8~9年目と、
昇進できる可能性に、圧倒的なスピード差があるようです。
もちろん、給料と同時に責任や訓練も重くなるのも事実なので、どちらがいいかは人それぞれ。
お金の問題だけじゃなく、航空会社の「雰囲気」や「色」も考慮して、
行きたい航空会社を決めましょう!
これらのエアラインを目指すには?
いかがでしたか?
全体的に、外資系エアラインのほうが、日系エアラインより、給料と待遇、
税制面でのメリットが多いように感じます。
突然ですが、これらの高収入・高待遇の外資系エアラインを目指せるエアラインスクールが東南アジアのある国ににあるのをご存知ですか?
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