【2025最新まとめ】気になる外資系CAの給料大公開! 世界の人気エアラインCAの給料・福利厚生【徹底比較】

目次

こんにちは、現役外資系CAのメグミです!

世界には1,000社以上の航空会社が存在すると言われています。そのうち、日本人の採用を行っている外資エアラインは、10社以上あります。

「自分にはどのエアラインが合っているんだろう?」と気になる方も多いはず。

そこで今回は、人気の外資系エアライン8社をピックアップし、
お給料や福利厚生を中心に徹底比較していきます。

この記事は以下のような人におすすめ!

・人気外資系エアラインのお給料事情や福利厚生を知りたい
・各エアラインの採用基準や現地の住みやすさもまとめて知りたい

エミレーツ航空

「エミレーツ航空」は2025年のSKYTRAX格付けでは4つ星評価を獲得。
さらに12年連続で「ベスト機内エンターテインメント」賞を受賞しています。
これは、乗客に「快適で楽しいフライト体験を提供し続けている」ことの証と言えます。

拠点はアラブ首長国連邦・ドバイ。

世界150以上の都市へ就航しており、CAは世界中から集まった多国籍なメンバーばかり。
まさに「世界を舞台」に、多文化で非日常的な環境の中で働くことができるエアラインです!

国際線の就航地数は、なんと「日本の航空会社の倍」の70カ国
絶え間ない挑戦と成長、そしてあなた自身の人生の可能性を広げる絶好の機会と環境を求めている方におすすめです!

エミレーツ航空の月給


エミレーツ航空のCAさんは、なんと所得税0円! 家賃0円! 水道光熱費0円!
いただいたお給料に対して、固定費は、スマホ通信費や、食費のみ。

ドバイの物価は総じて高めではありますが、
・自炊をする
・ローカルな飲食店を利用する
・所得税がかからないメリットを活かす

といった生活設計をすれば、月30万円以上の貯金も十分現実的です。

月のフライト時間はおおよそ80〜100時間ほどですが、年に1回、1か月まるまるスタンバイだけの月があるのもエミレーツならではの特徴です!
さらに、ビジネスクラス担当に昇進すると、月給がプラス約4万円アップするのも嬉しいポイントですね!

そんなエミレーツ航空の採用基準は、

21歳以上であること
・高校卒業していること
・身長が160cmあること
・アームリーチと呼ばれる、高さ212cmのに手が届くこと
・少なくとも1年間のホスピタリティまたはカスタマーサービスの経験


晴れて入社が決まると、
寮の無料提供や家賃補助、スタッフ航空券最大90%割引、年1回の無料航空券の支給に加え、ドバイのレストラン・ジム・ホテルで使える各種割引特典も受けられます。さらに、年間30日間の休暇の付与など、エアライン業界トップクラスの待遇が待っています!

現役エミレーツCAによると、現在は約450名の日本人CAが活躍しているそうですが、現場からは「もっと多くの日本人クルーが必要だ」という声が上がっているそうです。
そのため、日本人クルーの需要は今後もしばらく続くと考えられ、まさに”今”の応募が狙い目と言えます!

※2025年は11月、12月と2ヶ月連続で日本採用がありました!

シンガポール航空

「CAが選ぶ憧れの航空会社ランキング」不動の1位である「シンガポール航空」

Skytrax社のワールド・エアライン・アワード2025において「ベスト・ワールド・キャビンクルー」を受賞している、世界トップクラスの5つ星エアラインです。そのサービス品質の高さから、“おもてなしの最高峰”と評されています。

シンガポール航空の象徴的なケバヤ衣装には、世界中の女子が憧れます!
丁寧な立ち居振る舞いと上品な日本語、確かな英語力を備えつつ、「日本にも定期的に帰りたい」「上下関係にも柔軟に対応できる」という方に、まさにぴったりのエアラインです。

シンガポール航空の月給


基本給は20万円程度ですが、長距離フライトが多く続くと月71万円程度に達したクルーも実際にいます!

シンガポールの場合は住民税は無料!
外国人への所得税は格安!額面=ほぼ手取りとなるので、日系大卒新卒と比べて、手取りは約2倍

住居には無料のプール・ジム・テニスコート、敷地内ミニマート付きなんて普通。物価は高いけれど、“暮らしの質も。めちゃくちゃ高い”のがシンガポール生活です。
しかも、ステイ先の宿泊は、基本5つ星ホテル


そんなシンガポール航空の採用基準は、

18歳以上であること
短期大学または大学学位取得者
・身長が女性は158cm以上 男性は 165cm以上 であること

シンガポール航空は、約4か月という業界最長クラスのトレーニング期間が特徴で、期間中は宿泊施設無料&空港送迎バス付きで安心して集中できます。
入社後は自社便の優待航空券や家族向け優待制度もあり、「貯金しつつ、旅するライフスタイル」を満喫できます!

身長条件も日本人にとって比較的ハードルが低く、目指しやすいエアラインと言えます。
シンガポール航空の客室乗務員は約8,000人、そのうち日本人CAは約180人と、まだまだ日本人クルーの活躍の幅が広がる余地もあります。

さらに、日本(東京)で採用面接が行われるため、海外まで行かずに挑戦できるのも魅力。
募集が出たタイミングはチャンスなので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

カタール航空

9度の世界一に選ばれた、世界最高峰エアライン「カタール航空」をご紹介します。

カタールの首都ドーハを拠点に、世界85カ国 約180路線の運航しているカタール航空は、Skytrax社のワールド・エアライン・アワード2025において「ワールド・ベスト・エアライン」を史上初9度目となる受賞、さらに5つ星評価も獲得した、本格ラグジュアリーエアラインです。

グルーミング・スキンチェックが、業界一厳しいとも言われるカタール航空。
規律を守れる、誠実な人材を求める傾向にあります。忍耐力があり、環境の変化に強い精神力がある方に、おすすめのエアラインです!

カタール航空の月給

カタール航空も、エミレーツ航空と同様に、所得税0円! 家賃0円! 水道光熱費0円!

ルームメイトとのシェアハウスではありますが、家具・家電付きの社宅で月5万円もあれば十分生活できてしまうという声もあります!

ちなみに、どの航空会社でも共通して、訓練中のお給料は基本給のみとなるため、この期間のお給料はやや低めです。

カタール航空は基本給が約19万円とやや低いのが気になります。
一方で、フライト時給やボーナスがやや多いのが、カタール航空の特徴のようです。


そんなカタール航空の採用基準は、

21歳以上であること
・高校卒業していること
・身長制限はなく、アームリーチ最低212cm届くこと

晴れて入社が決まると、
2〜3名のクルーと暮らす家具付き寮が無料で提供され、空港〜宿泊先間の交通サポートも受けられます。さらに、他社を含むスタッフ航空券が最大90%オフで利用できるほか、年1枚の往復無料航空券も支給されるなど、手厚い福利厚生が用意されています!

カタール航空は「規則が厳しいエアライン」として有名でしたが、2023年11月に新しいCEOが就任してからは、さまざまなルールが緩和されてきています。
現在は、フライト前9時間は“90分を超える外出は禁止”といったルールが適用されているようです!

一方で、他エアラインと比べてフライトのリクエストの種類や回数が豊富で、自分のライフスタイルに合わせてある程度スケジュールを組みやすいのも特徴。アジア人クルーも多く、日本人CAも約200名近くが活躍しているようです!


エティハド航空

空飛ぶホテルと称される「The Residence」をはじめ、洗練されたデザインが魅力の「エティハド航空」をご紹介します。


エティハド航空はアラブ首長国連邦(UAE)の首都・アブダビを本拠とする国営航空会社。
同じUAEにベースを置くエミレーツ航空と比較されることが多いですが、エミレーツやカタール航空に比べて規模がやや小さい分、フライト数や路線数も少なく、そのぶん社内の雰囲気はアットホームです!

モダンで洗練された雰囲気を持ちつつ、 フレンドリーで温かみのあるサービスを提供し続ける、温かな環境の中でも自己成長を求める方にピッタリのエアラインです!

エティハド航空の月給(エコノミ~ビジネス担当)


エミレーツ航空やカタール航空と同様に、所得税0円! 家賃0円! 水道光熱費0円!

ルームメイトとのシェアハウスではありますが、家具・家電付きの社宅にで暮らすことができます。

アブダビの物価は、ドバイ比較でやや安い傾向にあるため、多少の贅沢をしても毎月25~35万円ほど手元に残りやすく、貯金しやすい点も大きな魅力です。

エティハド航空のベースであるアブダビは、ドバイに比べて人口密度が低く、意外と自然が多く、落ち着いた生活がしやすいのも特徴的です。ゆったりとしたライフスタイルを求める人に向いていますね!


そんなエティハド航空の採用基準は、

21歳以上であること
・高校卒業していること
・身長160cm以上(アームリーチなし)

晴れて入社が決まると、
医療保険全額負担&寮など手厚いサポートに加え、最大90%オフの航空券を家族や友達とシェアができます!さらに、自社ビジネスクラスの利用やホテル・スパ・ジム・レストランの割引など、オフの日まで楽しめる福利厚生がそろっています!

現在では、これまで実施されていたオンラインアセスメント(worldwide)は行われていないようです。特に中東系の航空会社では、一度不合格になると次の面接まで6ヶ月待たなければならない「6ヶ月ルール」が適用される場合もあります。
そのため、しっかり戦略的に対策を立てていくことが大切ですね!



キャセイパシフィック航空

70年以上の歴史をもつ香港のフラッグキャリア、「キャセイパシフィック航空」をご紹介します!

ヨーロッパへは12都市に就航しており、2025年中には世界100都市への就航を目指しています。日本と香港の間には、なんと毎日30便程度を往復運航しています。

また、Skytrax社による航空会社の格付けでは、シンガポール航空やカタール航空と並び、最高評価である「ワールド・ファイブスター・エアライン」に認定されている、いま勢いのあるエアラインです。

日本6都市に定期便を運航しているため、日本に帰れる機会が多い環境で働きたい人におすすめのエアラインです!
また、働き者でユーモアのある人が多いので、温かく楽しい雰囲気のチームで働きたい人にもぴったりです!

キャセイパシフィック航空の月給

エアライン業界の中で、特別高い給与や待遇ではないですが、キャセイパシフィック航空には金額だけでは語れない魅力もあります。

それは、ベースアジアということ。
日本人が欧米や中東のエアラインから転職する、多い理由の一つに、現地の住みやすさがあるんです。

こればかりは実際に住んでみないとわからないのですが、日本人の場合、どうしても中東やヨーロッパが暮らし辛いと感じる人が多いように感じます…

香港ベースの良さは、まず何よりも“ご飯が美味しい”こと。
毎日の食事が充実していると、それだけで生活の満足度がぐっと上がります。
さらにステイ先も、バンコク・台北・ジャカルタ・インチョン・シドニー・関空など、
人気の観光地が多く、「お仕事+ちょっとした旅気分」を味わえるのも大きな魅力です!


そんなキャセイパシフィック航空の採用基準は、

18歳以上であること
・高校卒業以上(ただし日本人採用の場合、ビザの関係で「大卒」以上の人材を求めているので要注意)
・ アームリーチ最低208cm
・TOEICのリーディングとリスニングのそれぞれ325点以上、またはIELTS6.0以上スコア取得


アジアが肌に合う人にとって、働きやすさの満足度がとても高いのがキャセイの特徴です。
実際に、会社全体の国籍で見ると、現地の香港人の次に多い(=外国人で一番多い)国籍が、日本人なんです。
中東系エアラインとは異なり、英語力を証明するスコアの提示が必要となるため、計画的に準備を進めましょう!


スターラックス航空

2018年に設立された台湾のフルサービス航空会社「スターラックス航空」をご紹介します!

「台湾のエミレーツ」を目指して事業計画を進めているエアラインで、なんと日本ベースで働くことができます。(成田空港または関西国際空港)
Skytrax社による2025年航空会社の格付けでは、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」の認定を得ています。

フライトタイムは月60〜70時間と、比較的ゆったりとした環境です。
乗務員は全体的に若い世代が多く、昇進できるチャンスも他社より高め。日本に暮らしながら外資系CAとしてキャリアを積みたい方に、特におすすめのエアラインです!

スターラックス航空の月給


同じく日本にベースがある、JALやANAの平均フライト時間(約80〜100時間)と比べると、よりゆったりとしたスケジュールで乗務しながら、同等の給与が得られる点が大きな魅力。

他の外資系エアライン同様、家族や友人と共有できる割引航空券に加え、社会保険完備、結婚休暇・産休育休・忌引休暇などの特別休暇、食事手当や通勤交通費の実費支給(上限なし)、時間外手当、住宅手当・家族手当など、日本ベースならではの手厚い福利厚生を受けることができます。


そんなスターラックス航空の採用基準は、

  • 日本国内または海外の大学・短大を卒業していること
  • 英語力(いずれかのスコア証明書が必須)
    • TOEIC L&R:600点以上
    • BULATS:45点以上
    • 英検:2級以上
    • TOEFL iBT:64点以上
    • TOEFL ITP:480点以上
    • IELTS:4.5以上
    • Linguaskill:145以上
      ※できるだけ最新のスコア提出が推奨
  • アームリーチ210cm以上
    • 視力:
      • 裸眼視力:0.1以上
      • 矯正視力(メガネ/コンタクト着用時):1.0以上


スターラックス航空の採用試験では、日本語面接や英文朗読、ウォーキングチェックなど、CAとしての素質を多角的に測る選考項目が用意されています。

応募時には英語スコアの提出が必須となるため、英語力はもちろん、日本語での受け答えを含めた対策もしっかり行う必要がありますね!


エアアジア航空

アジア最大のLCCである「エアアジア

7つのエアアジアグループは、マレーシア・タイ・インドネシア・インド・フィリピンのベースで構成されています。グループ全体ではアジア太平洋地域の24カ国・120都市以上に就航しています。

女性CAの真っ赤な制服はとても印象的ですよね!
髪を下したスタイルや、つけまつげの着用など派手なメイクを会社側が推奨しています。
見た目が華やかですが、「やるときはやる」というメリハリをもって働きたい方におすすめです!

エアアジアの月給(タイベース)


タイの首都・バンコクは、「物価が安く暮らしやすい」と言われることが多い都市ですが、1か月にかかる費用がおよそ15万円前後。

バンコクの魅力のひとつが、ローカルご飯の安さです。屋台やフードコートのタイ料理なら、1食40〜90バーツ(約200〜430円)程度でお腹いっぱい食べられます。

晴れて入社が決まると、
有給休暇は年間およそ10日の付与、Provident Fund(退職金積立制度)やタイの社会保険加入、年1回の健康診断が用意されています。さらに、両親はスタンバイ航空券を無制限に利用でき、年間無料航空券も付与されます!

そんなエアアジアの応募条件は、

短大卒・大学卒または同等以上の学歴
・TOEIC650点以上(有効期限2年以内)
歯科矯正(ワイヤー/ブラケット)は不可

募集のタイミングによっては、細かな応募条件が設けられていないケースもあり、「身長や英語力、学歴に自信がない」という方にもチャンスがあります。

応募条件を満たしている人は、必要書類を持参して指定会場へ行けば、その場で書類選考なしに面接を受けられる“ウォークインインタビュー”形式が取られており、チャレンジしやすいエアラインと言えるでしょう!


まとめ

いかがでしたか?
外資系エアラインは、給料の良さだけでなく、
有給日数の多さ・寮完備・税金の安さ など、魅力がたくさんありますよね。


その一方で、面接は基本的に英語 で行われるため、ハードルの高さを感じる方も多いはずです。

「外資系CAに興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」
「英語に自信がなくて、本当にCAになれるのか不安…」

そんなあなたのために、現役CAによる無料カウンセリングを行っています。

大学在学中にCAになった講師、転職を経てCAになった講師、
英語に大苦戦しながらも合格をつかんだ講師など、
20名以上の多彩な現役CA”が在籍。

外資エアラインCAに合格するまでの 具体的な対策方法
受験期のメンタルサポート まで、あなたに合わせて二人三脚でサポートします。

「悩みを整理したい」「CAという仕事のリアルを聞いてみたい」
そんな方も大歓迎です。

さらに、就職に役立つ、エアラインの最新ニュースや採用情報も随時お届け中。
少しでも気になった方は、下のボタンから LINE登録 をして、
一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!✈️

無料カウンセリングお申し込み手順